HashiCorp 社の働き方
「リモート環境だと、(社員同士をつなぐのは)コミュニケーションしかない。コミュニケーションの在り方をどう築くかによって企業文化が定義されることになる」
たしかにねぇ。オフィスがどうのこうの、というのがないんだもんな。そこで表現できない。
また、テキストメッセージ内の冗談や皮肉で人を傷つけたことがあるとし、誤解を招かないように、(冗談)などとカッコに入れて付け加えるようにしているという。
失敗も受け止めて前進しているところに好感を持てる。
HashiCorp社内では、話して周囲を納得させることよりも、書いたものの説得力のほうが重要だとしている。
「当社で成功するには、書くスキルが最も重要だ」
HashiCorpで重視するもう1つのスキルはオンラインチャットでのコミュニケーション能力。これを試すため、人を雇う際には「“Okay”“Okay.”“Okay…”の違いが分かるか」という質問をよく投げかけるという。
“Okay”はシンプルな同意で、“Okay.”は怒っているかもしれず、“Okay…”はためらいを表している。こうした違いが分からないのは、自社の公用語を読む能力がないに等しいとハシモト氏は話した。この違いが分からないからといって雇わないわけではないが、コミュニケーションの仕方と人の気持ちとの関係を理解することは不可欠。ハシモト氏はこれを「チャットリテラシー」と呼び、入社後できるだけ早く教えるようにしているという。
んー、言っていることはわかるけれども。ぼくはこういうのを見分けたりしなくて済むように、なにかを匂わすコミュニケーションを減らしたいと思っている。雑談のときは難しいことを考えていませんが、お仕事を進めるためのやりとりでは「まあ、いいですけど。」みたいに含みを持たせる表現は避けるようにしている。
ぼくは「空気を読め」とか言われるの苦手なので、自分からは空気を読むことをなるべく求めないように意識はしている。どれくらい実践できているかはわからず、空気を読ませちゃっていることはありそう。